phpipamをqnapのContainerStationを使ってデプロイしてみた

概要

自宅で運用しているNASにContainerStationというNAS内にubuntuコンテナを動かす機能があります。
こちらとNASで提供されているMariaDBを組み合わせてIP管理のためphpipamを導入してみます。

Maria db をデプロイ

• port番号3306で有効化を行う
• アカウントを作成とパスワード設定を行う

  コンテナをデプロイ

  必要パッケージをインストール

apt install update
apt install -y openssh apache2  php7.2 libapache2-mod-php7.2 php7.2-curl php7.2-mysql php7.2-curl php7.2-json php7.2-xml git wget -y 

phpipamをクローン

git clone https://github.com/phpipam/phpipam.git

phpipamのバージョンを切り替える

最新の1.5では64bit OSようになっていたため1.3にバージョンを落としました。

git checkout origin/1.3

クローンしたipamを設置する

cp phpipam/* /var/www/html/

config.phpを作成

config.dist.phpをconfig.phpにリネームし以下を適切に設定を行う

$db['host'] = "x.x.x.x";
$db['user'] = "xxxx";
$db['pass'] = "xxxx";
$db['name'] = "xxxx";
$db['port'] = 3306;

phpのバージョン変更

ちなみに私ははじめインストールしたphpのバージョンが古かったので切り替えることでバージョンアップを行いました。

php disable

sudo a2dismod php5.6

php enable

sudo a2enmod php7.1

apache2 restart

service apache2 restart

phpipam ログイン

phpipamにホストに設定したIPにアクセスすれば初期セットアップが始まります。