概要
tmuxがあまりに便利だったので、今更ながら使い方についてまとめます。
tmuxは端末多重化ソフトウェアというものになります。
使いこなすと今までSSHのセッションが切れないように端末を放置したり、無線の調子が悪くてSSH途切れてイライラみたいなことがなくなります。
tmuxのメリット
1つのターミナルで複数の端末を操作できる
tmuxでは後記述するコマンドを使うことで、1つのターミナルで複数のサーバに対して、SSHすることができるので何度も何度もターミナルを開く必要がなくなります。
SSHでクライアントのセッションが切れてもサーバ側は消えずに残る
無線LANなどでSSHで接続していて、無線の調子が悪くて接続が切れてしまったとき、tmuxを使用していない場合はそのまま作業していたことが消えてしまいます。
tmuxを用いて接続していた場合はもう一度つなぎ直すと、作業していたもとの状態から始めることができます。あとは自動でスクリプトを走らせていて端末でターミナルを開き続けなくてもスクリプトを動かし続けることができます。
別の端末からでも同じセッション見る/使うことができる
tmuxを踏み台サーバに入れておき、そこから対象サーバにログインし設定をしていた場合そのセッションを他の人に渡すときも、tmux a
と別端末で叩くことにより、簡単に渡すことが可能になります。
具体的なコマンド例
インストール
yum install tmux
新しいセッション作成(Create)
control +b + c
セッション切り替え(Nest)
control + b + n
tmuxセッションの再開
tmux a