概要
今まで使っていたサーバ兼ルータであるGA-C1037UN-EUも購入してからだいぶ経っていたのでそろそろ新しくしたいなと思い、新しいものに変えてみました。 せっかくだから家にあったGS116Eを使ってLAGを組み構成を変えてみます。
購入した物品
ASRock Intel Quad-Core Processor J5005チップセット搭載 Mini ITXマザーボード J5005-ITX
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Personal Computers
Team ノートPC用 SO-DIMM DDR4 2133MHz PC4-17000 16GB 無期限保証
- メディア: Personal Computers
構成
本当はこのような構成を考えていました。
GS116Eは16ポートでVLANを切ることも可能なので、ONUの間にスイッチを挟もうとしていました。
外部通信はVLAN2でUntagにし、内部はデフォルトのVLAN1を利用する。
問題
しかし、VM->Router->ONUを通ってインターネット通信はできませんでした。
GS116Eにはトラフィックモニタリング機能があります、カウンターを確認したところ、ONUとRouter間のVLAN2の通信が0になっていました。
ESXi側がループ検知としてブロッキングポートにしているような気がします。
昔あったこれを思い出します。。。
yunabe.hatenablog.com
機器を分けたら解決するか検証するため、841mのスイッチングポートを使って検証してみると、無事通信ができました。
原因はおそらく上記の通り、ブロッキングポートになっていることが予想です。
今回はONUとESXiを直接接続を行います。
LAGを組む
GS116Eの設定
- システム->LAG->LAGメンバーシップでポートを指定する
- システム->LAG->LAG設定でLAG IDを指定して有効化する
ESXi
- ネットワーク -> 仮想スイッチ -> アップリンクの追加 でNICを追加する(今回は購入したNICを2つ指定しました)
- ネットワーク -> 仮想スイッチ -> アクション -> 仮想スイッチの編集 -> NICチーミングでIPハッシュに基づいたルートを選択し、フェイルオーバーで両NICをアクティブに変更する。
確認
通信ができていることで確認ができます。
…がGS116Eで確認できるといいんですが、見当たりませんでした。また分かり次第追記したいと思います。